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Posted by ミリタリーブログ at

2013年05月29日

マリンフェスタ2013inFUNABASHI

先日、船橋で行われたマリンフェスタに行ってきました~

護衛艦「やまゆき」や、現在ウェザーニュースが管理している砕氷艦旧「しらせ」が見学出来ます。「やまゆき」は事前抽選の体験航海にも出ていました。

という訳で、「やまゆき」の細部の観察を・・メジャーな部分は紹介しませんので・・(w

「やまゆき」は計12隻建造された、「はつゆき」型護衛艦8番艦で、海自初のシステム艦・オールガスタービン艦等々・・当時はDDA/DDKを一本化した汎用護衛艦として話題になりました。

この「やまゆき」から上構部が鋼製に変更されています。これは、フォークランド紛争でエグゾセ対艦ミサイルの攻撃を受けた英42型駆逐艦シェーフィールドに1発が命中しますが、
このミサイルが不発だったにもかかわらず、このミサイル燃料の燃焼による火災によりアルミ合金製の上構が殆ど焼け落ちてしまい、沈没するという事態を受けて、
急遽上構部の材質を鋼製に変更したという経緯があります。

「はつゆき」型以前世代の護衛艦は、前記の通り対空用の(と言ってもメインは砲)DDAや、同じく対潜用のDDKという単能護衛艦を組み合せて隊や群を編成していましたが、
この「はつゆき」型からAとKの能力を併せ持つ汎用護衛艦として建造されるようになりました。これはポスト4次防から計画された八八艦隊を実現させるためと言ってもいいかと・・

ちなみに、八八艦隊とは、旧帝国海軍の戦艦8隻、巡洋戦艦8隻からなる艦隊整備計画の名前からとり、護衛艦8隻とヘリ8機の1個護衛艦群の編成の事を言います。

という訳で外観です。昨今の汎用護衛艦は5000tクラスまで大きくなっているので、この3000tクラスの「ゆき」クラスは小さく見えますね・・
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Posted by フォックスロットデルタ at 00:10Comments(0)イベント