2012年02月29日
防弾衣(カメノコ防弾衣)
昨日2月28日は、72年2月19日に発生した「あさま山荘事件」で機動隊決死隊が強行突入して、被疑者を逮捕。人質を解放した日です。その機動隊が装備していた防弾衣(通称カメノコ)を紹介します。
映画「突入せよ!あさま山荘事件」でも、佐々淳之役の役所広司が、強行突入の決心が付かない本庁のお偉方相手に「今年はうるう年ですよ!一日突入を伸ばして29日に殉職者を出したら命日が
4年に一度になってしまいますよ!」というセリフがありました。
実際には、この形だけが使用されていた訳ではありません。現場には「防弾」と付く名の物はかき集められて使用されていたので、多種多様な防弾衣があります。ただ、当時はこの形が
一番メジャーな型かと・・原型は旧陸軍で使用されていた防弾衣かと思われますが、その元は一目瞭然ですが、武士の甲冑の胴衣ですね・・(w
映画「突入せよ!あさま山荘事件」でも、佐々淳之役の役所広司が、強行突入の決心が付かない本庁のお偉方相手に「今年はうるう年ですよ!一日突入を伸ばして29日に殉職者を出したら命日が
4年に一度になってしまいますよ!」というセリフがありました。
実際には、この形だけが使用されていた訳ではありません。現場には「防弾」と付く名の物はかき集められて使用されていたので、多種多様な防弾衣があります。ただ、当時はこの形が
一番メジャーな型かと・・原型は旧陸軍で使用されていた防弾衣かと思われますが、その元は一目瞭然ですが、武士の甲冑の胴衣ですね・・(w
裏面です。脇腹の部分は蝶番にて開閉するようになっており、収納時に場所を取らない様な形状になっています。使用方法は肩紐を交差させて、脇腹についているリングに通して背中で縛るようになっています。
垂の部分も蝶番が内蔵されており、足の動作を妨げないようになっています。
旧軍の兵士でも同様な形状の防弾衣を使用している場合もあります。戦後の闇市を一斉検挙している巡査が着用していたり、海上保安庁の巡視船が李承晩ラインを警戒する際にも保安官に90式鉄兜と
この防弾衣を装備させていたりと・・意外と使用例は見る事が出来ます・・と言っても小さい白黒写真が殆どなので、細部までは分かりませんが・・
それから、背中にも鉄板が付いているタイプも存在しました・・
Posted by フォックスロットデルタ at 20:06│Comments(0)
│日本警察