2010年07月08日

峰岡山基地

ちょっと古いですが、今年の2月に空自の峰岡山基地祭に行ってきました。
という訳でその時の画像です。撮影は全てうちの子供です・・(笑

パトリオット等のメジャーな装備もありましたが、ここは敢てマイナー装備の画像を・・・

峰岡山基地
入間基地第2移警隊所属の地上移動局衛星通信装置J/VRC-601搭載の80系ランクルです。今はディーゼルのランクル80は排ガス規制で絶滅危惧種ですが・・この80は排ガス規制大丈夫なんでしょうか??
リアウインドに保護棒が付いているので、普通に考えると1HZ搭載のバン仕様なんですが・・今現存しているという事は、1FZ搭載のワゴン仕様の改造車かもしれません。

いやぁ~観音開きのナローGXカッコいいですね!!ハンドルにエアバックが付いているので、後期型ですね。
峰岡山基地
同じく第2移警隊の移動式3次元レーダー装置J/TPS-102搭載の73式大トラです。空自だけあって73式大トラも丸目2灯の初期型ですね・・
この丸い筒がレーダーで、アクティブフェイズドアレイレーダーで、普通のレーダーと違い回転させる事無く空域のスキャンが可能です。
アクティブフェイズドアレイレーダーとはイージス艦に搭載されているのSPY-1シリーズが有名ですが、レーダー素子をこの筒全面に配置する事によって、レーダー本体を回転させる事なく360°方向にレーダー走査線を出す事が出来ます。
この事により目標探知のリードタイムを短縮する事が出来るので、最近では戦闘機のFCSやイージスシステム等の最新レーダー装置に多用されています。

峰岡山基地
峰岡山基地
これは81式短SAM装置の発射機とFCSです。東芝が主契約者で開発したシステムで、自衛隊では珍しく3軍共通装備になっていて、陸自は野戦用短距離防空システム。空自と海自は基地防空用として導入されていましたが海自は最近になって退役したみたいです。
弾種には光波弾と電波弾の2種類あって、ミサイル弾頭がとんがっているのが電波弾。丸いのが光波弾です。
FCSはやはりアクティブフェイズドアレイレーダーを使用していて、採用当時はかなり話題になったんですが・・(笑陸自車両は、陸自標準迷彩塗装で、空自車両はOD一色の塗装になってます。

ただ、発射機と射撃指揮装置を有線で接続しないとシステムとして動かせないので、現在から見ると旧式感がありますね・・どちらかというと拠点防空用システムという方がいいのかもしれません。

とりあえず、続きは後日で・・・


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Posted by フォックスロットデルタ at 22:19│Comments(0)イベント
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