2013年09月03日
零式艦上戦闘機五二型
所沢航空発祥記念館の日本の航空技術100年展の目玉である零式艦上戦闘機五二型(A6M5)の実機展示を見学してきました。
この機体は、米国のPLANES OF FAME Air Museum所有の機体で、世界で唯一オリジナルエンジンで飛行可能な機体です。
過去にも2度程来日していて、78年と95年に飛行展示を行っています。私は95年竜ヶ崎飛行場での飛行展示を見に行ってます。この時はP51も一緒で模擬空中戦を見る事が出来ました・・
P51は絶好調って感じでしたが、零戦の方はフルパワーを入れてない感じでしたが・・超低空で機動したり凄かったですよ!
この機体は、米国のPLANES OF FAME Air Museum所有の機体で、世界で唯一オリジナルエンジンで飛行可能な機体です。
過去にも2度程来日していて、78年と95年に飛行展示を行っています。私は95年竜ヶ崎飛行場での飛行展示を見に行ってます。この時はP51も一緒で模擬空中戦を見る事が出来ました・・
P51は絶好調って感じでしたが、零戦の方はフルパワーを入れてない感じでしたが・・超低空で機動したり凄かったですよ!
零戦の主武装である20㎜機銃です・・銃身基部のパネルにだけ+ネジが使われているのが分ります・・消炎器の横にも+ネジが・・(w スイスのエリコンをライセンス生産したのは有名な話ですね・・
実機を見て、気が付いたのは95年来日時よりも細部がよりリアルに仕上げられている事です・・以前は「これ何語?」という不思議な感じが書いてあったですが・・(ww
で、この主脚のコーションプレート・・スゴイクオリティですね・・ここはすぐに気が付きました・・
これが複製版です・・萱場製作所とありますが、これは現在のカヤバ工業です。車のショックアブソーバーで有名ですね~ 航空機用油圧緩衝脚(これは全く現在のショックと同じ原理ですね・・)
やカタパルト、オートジャイロ等も製造していたそうです。
こちらはコックピット内の計器類やスイッチ類の複製名板です。アルミ板にエッチング仕上げが多いですね・・一昔前の車の車体番号のプレートと同じですね・・
キルマークが3機分入ってますね・・この機体の製造番号はオリジナルです。終戦後に接収された機体が払い下げられて現在に至るみたいです。小さく米国のレジナンバーが・・
何故米国人はアジア系にはこのフォント使うんでしょうか?(ww
99式20㎜機銃と97式7.7㎜機銃です。見た所錆びを落としてリペイントしてあるようなので、発射機能を無くした無可動実銃でしょうか? 20㎜機銃の方はベルト給弾方式の様でした・・
エンジン始動用のイナーシャとハンドルです。この機体はセルが入っているのが自動始動していました・・
零戦は兵器である前に日本が誇る優れた工業製品でもあると言えます。日本各地にはレストアされた零戦がありますが飛行可能な機体は1機もありません。
土浦の武器学校でチハ(89式中戦車)をレストアしたみたいに・・ってチハは中身はブルトーザーですが・・何とかならないんですかね・・
名空(名古屋航空宇宙システム製作所)でレストアされた機体は細部に至るま直したと思うんですが・・航空法とか色々としがらみがあるんでしょうね・・・
日本の機体なのに・・何故なんでしょうね・・
Posted by フォックスロットデルタ at 23:30│Comments(0)
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